茄子にときめく秋。
秋茄子は嫁に食わすな。
というけれど、
今も変わらず茄子は女子に人気があるのだろうか?なんて思うわけです。
きっとカロリーを気にする女子なら、
油を避けて通るに違いない。
茄子と油の関係はとても素敵だけど、
たしかに焼きナスも捨てがたい。
焼きナスを炊き合わせにするのもいいけれど、
物足りなさがでてしまうので、
鳥の丸でもいっしょにしたいところ。
やっぱり油脂と茄子は素敵なんです。
例えばミートソースと茄子とチーズ。
想像してください、
表面がフツフツと怒っているかのように、
だけどもその中にはおいしさが詰まっている!
味噌田楽もこうしに切れ目を入れて、
表面に油をそっと塗りつけ焼く!
水気がじゅわりとにじみ出てきたら、
グリルの火を止め軽く蒸らす、
落ち着いたところに、味噌を塗りつけ、
表面を焼き付ける、
そうぞうしただけでヨダレものである。
山椒も欲しくなるね。
いやいや七味でしょ?と喧嘩になりそうだ。
秋茄子さんは、皮が硬くなるので軽く剥くと食べやすい。
ピーラーで模様をつけるようにね。
軽く水にさらして色味を保持したいところだけど、待てない私はきってすぐ炒めたりしてしまう。
揚げ浸しと煮浸し。
煮浸しや炊き合わせになるならば、
お出汁がきいてると素敵だけど、
家庭によくあるパックだしじゃ物足りないので、結局追い鰹しちまうね。
揚げ浸しも、油抜きをするかしないかでかわってくるねー好みやな。
秋の揚げ出し豆腐と素揚げ茄子のコラボほど、
美しいものはない。
あぁ、生姜とかして、はふはふしながら食べる自分が想像できる。
おろしやなめこもいいけれど、
シンプルに葛であんかけですな。
そこも分岐点。
世の中には分岐点が多いねぇ。
茄子一つとっても私を惑わせる。