煮物を難しく思うなら、炒め煮or蒸し煮にすればいい。
たぶんだけど、
和食ってイメージで煮物を考えると、
とても難易度が高く感じると思う。
しっかり中まで味を含ませると考えるなら。
なので発想の転換と他国の調理技法を取り入れて、
炒め煮にすると、難易度が下がると思う。
なので家で作る総菜の基本が炒めてから煮るで事足りる事が多い。
ようはさっと表面炒めて、汁気と味を足して蒸す。
そんで仕上げに汁気を調節して完成に持っていく。
中まで味を通さず、片栗粉などでとろみをつけて絡ませる。
なぜ人は汁気があると味を感じにくいかというと、
舌の上に残留しにくいので、トロミをつけるって事は、
薄味に対応できるって事でもあるし、味の一体感を感じやすい。
そして、中まで通さない分一口を小さくしてあげる事で、
早く煮えて、餡にして補助するという流れです。
おでんとかのように何度も火入れして置いてとかするならいいけれど、
いちいちサトイモの芯まで味を通したいなら注射器使えばいい、
それか真空調理機利用するとかできる場合を除いて、
家庭でそんな手間暇と保管場所があるのだろうか?とも思う。
鍋やコンロがたくさんあるなら炊き合わせもいいだろうけれど。
正直なところ、出汁を使わずにまとめる事ができるのだろうか?
出汁を使う前提な料理にも疑問を感じる。
野菜好きの、ドレッシングが好きなの?野菜が好きなの?理論と同じで、
素材を感じたいの?出汁感じたいの?と似ているように思う。
旨すぎる出汁って素人には扱いにくいのです。
たまに手の込んだ物を出したいという強い意志があるならばいいけれど、
普段ごはんに向いていない。
ご飯に命をかけてますって人なら素晴らしいと思うけど( ゚ ρ ゚ )
昨今のTVやyoutube、スマホアプリの料理を見てわかると思うけど、
視聴者があきない程度の時間に短縮されていて
一瞬でできるわけでもないし、
中まで味をしっかり含ませるものなんてほぼない。
なので煮物という文字のまま受け止めると、
たぶん現代人の体感時間だとやってられないと思います。
なので、時短をしたいなら電子レンジより、
炒め煮や蒸し煮を覚える方が実用性が高いです。
余談ですが、僕が電子レンジを嫌うわけ
・ムラができる
・容器があつくなるし、蒸気でやけどしやすい(初心者向けでない)
・レンジ料理は作ってすぐ食べない物には向いていない
・おいしくない
・思っているより時間を取られる割の結果。
・理想は低いワット数でじっくりだけど、それならコンロの方が早い。
陰謀論と言われるだろうけど、
・電子レンジの問題点が一般に出回っていない。
何かを得る為には何かを失うという法則から考えたら不思議なので。
レンジフード業界が巨大になった上に依存ビジネスでもあるので、
そこらへんは自分で考えて行動して欲しい。
というわけで、鍋やフライパンはぜひ蓋と一緒にね!